ハードウェアエンコーダ(はーどうえあえんこーだ)
最終更新:2026/4/27
ハードウェアエンコーダは、ビデオやオーディオデータの圧縮を目的として設計された専用のハードウェア回路である。
別名・同義語 ビデオエンコーダ動画エンコーダ
ポイント
ハードウェアエンコーダは、CPU負荷を軽減し、高画質・高フレームレートのリアルタイムエンコードを可能にする。ゲーム配信やビデオ会議などで利用される。
ハードウェアエンコーダとは
ハードウェアエンコーダは、ビデオやオーディオデータを圧縮する処理を、ソフトウェアではなく専用のハードウェア回路で行う技術です。従来のソフトウェアエンコーダと比較して、CPUへの負荷を大幅に軽減し、より高速かつ効率的なエンコードを実現します。
ハードウェアエンコーダの仕組み
ハードウェアエンコーダは、特定のビデオコーデック(H.264, H.265/HEVC, AV1など)やオーディオコーデック(AAC, MP3など)に対応した専用の回路で構成されています。これらの回路は、データの圧縮に必要な複雑な計算処理を並列処理で行うことで、高速化を実現しています。
ソフトウェアエンコーダとの比較
| 項目 | ハードウェアエンコーダ | ソフトウェアエンコーダ |
|---|---|---|
| 処理速度 | 高速 | 低速 |
| CPU負荷 | 低 | 高 |
| 画質 | コーデックと設定に依存 | コーデックと設定に依存 |
| 消費電力 | 低 | 高 |
ソフトウェアエンコーダは、CPUの汎用的な処理能力を利用するため、ハードウェアエンコーダと比較して処理速度が遅く、CPU負荷が高くなる傾向があります。一方、ハードウェアエンコーダは、専用回路を用いることで高速化と低消費電力を実現しています。
ハードウェアエンコーダの応用例
- ゲーム配信: 高画質・高フレームレートでのゲーム配信を可能にします。
- ビデオ会議: リアルタイムでのビデオ会議における映像の遅延を低減します。
- 監視カメラ: 高解像度な映像を効率的に記録・伝送します。
- スマートフォン: 動画撮影時のバッテリー消費を抑えます。