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マルチクラウド(むるちくらうど)

最終更新:2026/4/25

マルチクラウドとは、複数のクラウドサービスプロバイダーのサービスを組み合わせて利用する形態のこと。

別名・同義語 ハイブリッドクラウドクロスクラウド

ポイント

単一ベンダーへの依存を避け、可用性向上やコスト最適化を目指す戦略として採用されることが多い。

マルチクラウドとは

マルチクラウドとは、Amazon Web Services (AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform (GCP)など、複数のクラウドサービスプロバイダーのサービスを組み合わせて利用する形態を指します。従来のシングルクラウド(単一のクラウドプロバイダーのサービスを利用する形態)とは対照的です。

マルチクラウドの導入背景

マルチクラウドの導入背景には、以下のような要因があります。

  • ベンダーロックインの回避: 特定のクラウドプロバイダーに依存することで、価格交渉力が低下したり、サービス内容の変更に対応できなくなるリスクを回避できます。
  • 可用性の向上: 複数のクラウドプロバイダーを利用することで、いずれかのプロバイダーで障害が発生した場合でも、他のプロバイダーのサービスを利用して事業継続性を確保できます。
  • コスト最適化: 各クラウドプロバイダーの得意分野や価格設定の違いを利用して、最適なコストでサービスを利用できます。
  • 特定のサービスへのアクセス: 各クラウドプロバイダーが提供する独自のサービスを利用したい場合に、マルチクラウドが有効です。

マルチクラウドの課題

マルチクラウドの導入には、以下のような課題も存在します。

  • 管理の複雑化: 複数のクラウドプロバイダーのサービスを管理する必要があるため、運用が複雑になります。
  • セキュリティの確保: 複数のクラウド環境におけるセキュリティポリシーの統一や、データ連携時のセキュリティ対が重要になります。
  • ネットワークの構築: 複数のクラウド環境を接続するためのネットワーク構築が必要になります。
  • スキルセットの多様化: 各クラウドプロバイダーのサービスに関する知識やスキルが必要になります。

マルチクラウドの活用事例

  • 災害対策: 主要なクラウドプロバイダーと、別のクラウドプロバイダーをバックアップ環境として利用する。
  • ワークロードの最適化: 特定のワークロードは、そのワークロードに最適なクラウドプロバイダーのサービスを利用する。
  • グローバル展開: 各地域のクラウドプロバイダーのサービスを利用して、レイテンシーを低減する。

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