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NVMeマルチパス(えぬゔぃーめーむるちぱす)

最終更新:2026/4/28

NVMeマルチパスは、NVMeストレージデバイスへの冗長化された接続経路を確立し、可用性と信頼性を向上させる技術である。

別名・同義語 NVMe冗長化NVMeフェイルオーバー

ポイント

NVMeマルチパスは、単一障害点を排除し、ストレージシステムの継続的な運用を可能にする。主にエンタープライズ環境で利用される。

NVMeマルチパスとは

NVMeマルチパスは、Non-Volatile Memory Express (NVMe) ストレージデバイスに対して、複数の物理パスを介して接続を確立する技術です。従来のSATAやSASストレージにおけるマルチパスと同様の概ですが、NVMeの特性に合わせて最適化されています。

NVMeマルチパスのメリット

  • 高可用性: 一つのパスに障害が発生した場合でも、別のパスを介してアクセスが継続されるため、システムダウンタイムを最小限に抑えることができます。
  • ロードバランシング: 複数のパスに負荷を分散することで、ストレージパフォーマンスを向上させることができます。
  • 冗長性: データ損失のリスクを低減し、システムの信頼性を高めます。

NVMeマルチパスの仕組み

NVMeマルチパスは、通常、ホストバスアダプタ (HBA) とNVMeストレージコントローラ間の複数の接続を確立します。これらの接続は、異なる物理ポートや異なるネットワーク経路を使用することができます。オペレーティングシステムは、これらのパスを抽象化し、単一の論理デバイスとして認識します。

NVMeマルチパスの構成要素

  • NVMeストレージデバイス: マルチパスをサポートするNVMe SSDまたはNVMe-oF (NVMe over Fabrics) ストレージアレイ。
  • ホストバスアダプタ (HBA): NVMeストレージデバイスへの接続を提供するアダプタ。
  • オペレーティングシステム: マルチパスを管理し、複数のパスを抽象化するソフトウェア。
  • マルチパスソフトウェア: オペレーティングシステムにマルチパス能を提供するソフトウェア(例:Device Mapper Multipath)。

NVMeマルチパスの利用例

  • エンタープライズストレージ: ミッションクリティカルなアプリケーションやデータベースのストレージシステム。
  • 仮想化環境: 仮想マシンの高可用性とパフォーマンスを向上させるために利用されます。
  • ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC): 大量のデータを高速に処理する必要がある環境。

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