OPA Gatekeeper(おーぴーえーげーときーぱー)
最終更新:2026/4/25
OPA Gatekeeperは、Kubernetesなどのコンテナオーケストレーション環境において、ポリシーを適用するためのオープンソースのポリシーエンジンである。
別名・同義語 GatekeeperKubernetes Policy Engine
ポイント
OPA Gatekeeperは、Open Policy Agent (OPA) を利用し、Kubernetesリソースの作成・更新時に定義されたポリシーに基づいてアクセス制御や設定の検証を行う。
OPA Gatekeeperとは
OPA Gatekeeperは、Kubernetes環境におけるセキュリティとコンプライアンスを強化するための強力なツールです。KubernetesのAdmission Controllerを利用し、リソースの作成、更新、削除などの操作をポリシーに基づいて制御します。
OPA (Open Policy Agent) について
OPA Gatekeeperは、OPAという汎用的なポリシーエンジンを基盤としています。OPAは、Regoという専用のポリシー記述言語を使用し、複雑なポリシーを簡潔に表現できます。OPA Gatekeeperは、このOPAをKubernetes環境に統合し、Kubernetesリソースに対するポリシー適用を容易にします。
OPA Gatekeeperの主な機能
- ポリシー定義: Rego言語を用いて、Kubernetesリソースに対する様々なポリシーを定義できます。例えば、特定のラベルが付与されていないPodの作成を禁止したり、特定のイメージレジストリからのイメージの使用のみを許可したりするポリシーを定義できます。
- ポリシー適用: 定義されたポリシーは、KubernetesのAdmission Controllerを通じて適用されます。これにより、ポリシーに違反するリソースの作成や更新をブロックできます。
- 監査: OPA Gatekeeperは、ポリシー違反の監査ログを提供します。これにより、セキュリティインシデントの追跡やコンプライアンスレポートの作成が容易になります。
- 柔軟性: OPA Gatekeeperは、様々なKubernetesリソースに対応しており、カスタムリソース定義 (CRD) に対するポリシーも定義できます。
OPA Gatekeeperの導入
OPA Gatekeeperは、HelmチャートやKubernetesマニフェストを用いて簡単に導入できます。導入後、Rego言語でポリシーを記述し、Kubernetesに適用することで、Kubernetes環境のセキュリティを強化できます。
関連技術
- Kubernetes
- Open Policy Agent (OPA)
- Rego
- Admission Controller