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ランタイムセキュリティ(らんたいむせきゅりてぃ)

最終更新:2026/4/25

ランタイムセキュリティとは、ソフトウェアが実行されている最中に、不正な動作や攻撃からシステムを保護する仕組みのこと。

別名・同義語 実行時セキュリティアプリケーションランタイム保護

ポイント

従来の境界防御では検知できない、実行時の脅威に対応するため、アプリケーションの振る舞いを監視し、異常を検知・防御する。

ランタイムセキュリティとは

ランタイムセキュリティは、アプリケーションが実際に稼働している「実行時(ランタイム)」に発生する脅威からシステムを保護するためのセキュリティ対です。従来のセキュリティ対策は、ネットワーク境界での防御や、静的なコード解析に重点が置かれていましたが、近年、巧妙化する攻撃手法に対抗するため、実行時の振る舞いを監視し、異常な挙動を検知・防御するランタイムセキュリティの重要性が高まっています。

なぜランタイムセキュリティが必要なのか

従来のセキュリティ対策だけでは、ゼロデイ攻撃や内部不正、サプライチェーン攻撃など、実行時に初めて明らかになる脅威に対応しきれません。また、アプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃は、境界防御をすり抜けてシステム内部に侵入する可能性があります。ランタイムセキュリティは、これらの脅威に対して、アプリケーションの振る舞いをリアルタイムに監視し、異常な動作を検知することで、被害を最小限に抑えることができます。

ランタイムセキュリティの主な技術

ランタイムセキュリティを実現するための主な技術としては、以下のようなものがあります。

  • アプリケーション自己防御(ASD): アプリケーション自身が攻撃を検知し、防御する能。
  • サンドボックス: アプリケーションを隔離された環境で実行し、システムへの影響を制限する技術。
  • 侵入検知システム(IDS)/侵入防止システム(IPS): システムへの不正なアクセスや攻撃を検知し、防御するシステム。
  • 脅威インテリジェンス: 最新の脅威情報収集分析し、セキュリティ対策に活用する。
  • 振る舞い分析: アプリケーションの通常時の振る舞いを学習し、異常な挙動を検知する技術。

ランタイムセキュリティの導入における注意

ランタイムセキュリティの導入には、いくつかの注意点があります。例えば、誤検知による業務への影響や、パフォーマンスへの影響などが挙げられます。そのため、導入前に十分な検証を行い、適切な設定を行うことが重要です。また、ランタイムセキュリティは、他のセキュリティ対策と組み合わせて運用することで、より効果を発揮します。

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