ストリーム処理(すとりーむしょり)
最終更新:2026/4/25
ストリーム処理とは、データを連続的に、逐次的に処理する方式であり、バッチ処理とは対照的である。
別名・同義語 リアルタイム処理連続処理
ポイント
リアルタイム性が求められるデータ分析やイベント駆動型システムで広く利用されており、大量のデータを効率的に処理できる。
ストリーム処理とは
ストリーム処理は、データをまとめて処理するバッチ処理とは異なり、データが生成されるたびにリアルタイムで処理を行う方式です。データは「ストリーム」と呼ばれる連続的な流れとして扱われ、各データ要素は独立して処理されます。
ストリーム処理の仕組み
ストリーム処理システムは、通常、以下の要素で構成されます。
- データソース: データを生成する場所(センサー、ログファイル、メッセージキューなど)。
- ストリーム処理エンジン: ストリームデータを処理するソフトウェア(Apache Kafka Streams, Apache Flink, Apache Spark Streamingなど)。
- データシンク: 処理結果を保存または利用する場所(データベース、ダッシュボード、アラートシステムなど)。
ストリーム処理の応用例
ストリーム処理は、以下のような様々な分野で応用されています。
- 金融: 株式取引の不正検知、クレジットカードの不正利用検知。
- IoT: センサーデータのリアルタイム分析、異常検知。
- Webサービス: ユーザー行動のリアルタイム分析、レコメンデーション。
- ネットワーク監視: ネットワークトラフィックのリアルタイム分析、セキュリティ脅威の検知。
バッチ処理との比較
| 特徴 | ストリーム処理 | バッチ処理 |
|---|---|---|
| データ処理方式 | 連続的、逐次的に処理 | まとめて処理 |
| リアルタイム性 | 高い | 低い |
| データ量 | 大量 | 大量 |
| レイテンシ | 低い | 高い |
| 適用例 | 金融取引、IoT、Webサービス、ネットワーク監視 | データウェアハウス、レポート作成、機械学習 |
ストリーム処理エンジンの種類
代表的なストリーム処理エンジンには、Apache Kafka Streams、Apache Flink、Apache Spark Streamingなどがあります。それぞれのエンジンは、特徴や機能が異なり、用途に応じて適切なエンジンを選択する必要があります。