Systemdターゲット(しすてむでぃたーげっと)
最終更新:2026/4/28
Systemdターゲットは、システム起動時に到達すべきシステムの状態を定義する設定ファイルである。
別名・同義語 起動ターゲットランレベル
ポイント
ターゲットは、システムの起動レベルに相当し、ネットワーク、グラフィカルインターフェースなどの依存関係を管理する。複数のターゲットを定義し、状況に応じて切り替えることができる。
Systemdターゲットとは
Systemdターゲットは、システム起動時にシステムが到達すべき状態を定義するものです。従来のSysVinitにおけるランレベルに相当し、システムの起動プロセスを制御します。Systemdは、複数のターゲットを定義し、状況に応じて切り替えることで、柔軟なシステム管理を実現します。
ターゲットの種類
Systemdには、いくつかの標準的なターゲットが定義されています。
- poweroff.target: システムをシャットダウンします。
- rescue.target: 緊急メンテナンスモードで起動します。
- multi-user.target: テキストベースのマルチユーザー環境で起動します。
- graphical.target: グラフィカルデスクトップ環境で起動します。
- network.target: ネットワークが起動し、利用可能になった状態を示します。
- basic.target: システムの基本的な機能が起動した状態を示します。
ターゲットの依存関係
ターゲットは、他のターゲットやユニットに依存することができます。これにより、特定のターゲットを有効にする際に、必要なユニットが自動的に起動されるようになります。依存関係は、ユニットファイル内でRequires=, Wants=, Before=, After=などのディレクティブを使用して定義します。
ターゲットの切り替え
systemctlコマンドを使用して、ターゲットを切り替えることができます。例えば、グラフィカルデスクトップ環境で起動するには、以下のコマンドを実行します。
systemctl isolate graphical.target
カスタムターゲットの作成
Systemdでは、カスタムターゲットを作成することも可能です。カスタムターゲットを作成することで、特定のアプリケーションやサービスを起動するための独自の起動プロセスを定義することができます。