TPM(てぃーぴーえむ)
最終更新:2026/4/27
TPMは、Trusted Platform Moduleの略であり、コンピュータのハードウェアに実装されたセキュリティチップである。
別名・同義語 Trusted Platform Moduleセキュリティチップ
ポイント
TPMは、暗号鍵の生成・保管、プラットフォームの完全性検証、DRM(デジタル著作権管理)などの機能を提供する。
TPMとは
TPM(Trusted Platform Module)は、コンピュータのセキュリティを強化するための専用チップです。マザーボードに搭載されることが多いですが、CPUに統合されることもあります。TPMは、ハードウェアレベルでセキュリティ機能を提供し、ソフトウェアだけでは実現できない高度な保護を実現します。
TPMの機能
TPMは、主に以下の機能を提供します。
- 暗号鍵の生成と保管: TPMは、暗号鍵を安全に生成し、ハードウェア内に保管します。これにより、ソフトウェア経由での鍵の盗難や不正利用を防ぎます。
- プラットフォームの完全性検証: TPMは、コンピュータの起動時にシステムの整合性を検証します。これにより、マルウェアや不正なソフトウェアによる改ざんを検知し、起動を阻止することができます。
- DRM(デジタル著作権管理): TPMは、デジタルコンテンツの保護にも利用されます。コンテンツの復号鍵をTPM内に保管することで、不正なコピーや配布を防ぎます。
- パスワード保護: TPMは、オペレーティングシステムのログインパスワードやディスク暗号化キーを保護するために使用できます。
TPMのバージョン
TPMには、バージョン1.2、2.0が存在します。TPM 2.0は、セキュリティ機能が強化され、より柔軟な利用が可能になっています。Windows 11では、TPM 2.0が必須要件となっています。