エアギャップバックアップ(えあぎゃっぷばっくあっぷ)
最終更新:2026/4/28
エアギャップバックアップは、ネットワークから物理的に隔離された環境にデータをバックアップする手法である。
別名・同義語 オフラインバックアップ物理的隔離バックアップ
ポイント
この手法は、マルウェア感染や不正アクセスによるデータ損失を防ぐためのセキュリティ対策として有効である。オフラインでの保管が特徴。
エアギャップバックアップとは
エアギャップバックアップとは、コンピュータネットワークやインターネットから物理的に隔離された環境にバックアップデータを保管する手法です。この「エアギャップ」と呼ばれる物理的な遮断により、オンライン上の脅威(マルウェア、ランサムウェア、ハッキングなど)からデータを保護します。
エアギャップバックアップの仕組み
通常、バックアップデータは、ネットワークに接続されたハードディスク、NAS(Network Attached Storage)、またはクラウドストレージなどに保存されます。しかし、これらの環境は、ネットワーク経由で攻撃を受ける可能性があります。エアギャップバックアップでは、バックアップデータを、ネットワークに接続されていないリムーバブルメディア(外付けHDD、USBメモリ、テープなど)にコピーし、オフラインで保管します。
エアギャップバックアップのメリット
- 高いセキュリティ: ネットワークからの隔離により、オンライン攻撃からデータを保護します。
- ランサムウェア対策: ランサムウェアに感染した場合でも、エアギャップバックアップがあれば、データを復元できます。
- データ保全: 物理的な隔離により、データの改ざんや破壊を防ぎます。
エアギャップバックアップのデメリット
- バックアップと復元の手間: データのバックアップと復元に物理的な操作が必要であり、時間がかかる場合があります。
- メディアの管理: バックアップメディアの紛失や破損に注意が必要です。
- 定期的な更新: バックアップデータを定期的に更新する必要があります。
エアギャップバックアップの実施方法
- バックアップ対象のデータをリムーバブルメディアにコピーします。
- リムーバブルメディアをネットワークから物理的に隔離された安全な場所に保管します。
- 定期的にバックアップデータを更新します。
注意点
エアギャップバックアップは、万全なセキュリティ対策ではありません。リムーバブルメディアを介してマルウェアが侵入する可能性も考慮し、他のセキュリティ対策と組み合わせることが重要です。