オートスケーリングポリシー(おーとすけーりんぐぽりしー)
最終更新:2026/4/25
オートスケーリングポリシーは、クラウド環境において、アプリケーションの負荷に応じて自動的にコンピューティングリソースを増減させるためのルールを定義するものである。
別名・同義語 自動スケーリング設定スケーリングルール
ポイント
オートスケーリングポリシーは、システムの可用性とコスト効率を最適化するために不可欠であり、CPU使用率やリクエスト数などのメトリクスに基づいてリソース調整を行う。
オートスケーリングポリシーとは
オートスケーリングポリシーは、クラウドコンピューティング環境において、アプリケーションの需要変動に応じて自動的にコンピューティングリソース(仮想マシン、コンテナなど)を調整するための設定です。これにより、システムのパフォーマンスを維持しつつ、不要なコストを削減することが可能になります。
オートスケーリングの仕組み
オートスケーリングは、通常、以下の要素に基づいて動作します。
- メトリクス: CPU使用率、メモリ使用量、ネットワークトラフィック、リクエスト数など、システムの負荷を示す指標。
- 閾値: メトリクスが特定の値を上回ったり下回ったりした際に、リソースを増減させるトリガーとなる値。
- スケーリングアクション: 閾値を超えた場合に実行されるアクション(リソースの追加、削除、変更など)。
- クールダウン期間: スケーリングアクション実行後、次のアクションを実行するまでの待機時間。急激な負荷変動に対応するために設定されます。
オートスケーリングポリシーの例
例えば、「CPU使用率が80%を超えたら、仮想マシンを1台追加する」というポリシーを設定することができます。また、「CPU使用率が20%を下回ったら、仮想マシンを1台削除する」というポリシーも設定可能です。
オートスケーリングのメリット
- 可用性の向上: 負荷の急増に対応し、システムダウンを防ぎます。
- コスト削減: 不要なリソースを削減し、コストを最適化します。
- 運用負荷の軽減: 手動でのリソース調整作業を削減し、運用負荷を軽減します。
- パフォーマンスの最適化: 常に適切なリソースを確保し、パフォーマンスを最適化します。