ブルーグリーンデプロイ(ぶるーぐりーんでぷろい)
最終更新:2026/4/25
ブルーグリーンデプロイは、本番環境を複製した別環境に新バージョンをデプロイし、切り替えることでダウンタイムを最小限に抑えるデプロイ手法である。
別名・同義語 A/Bデプロイ赤青デプロイ
ポイント
この手法は、ロールバックが容易であるため、リスクを軽減したシステム更新を実現する。インフラコストが増加する点がデメリットとして挙げられる。
ブルーグリーンデプロイとは
ブルーグリーンデプロイは、アプリケーションやシステムのデプロイ手法の一つで、ダウンタイムをほぼゼロに抑えつつ、安全にバージョンアップを行うことを目的としています。この手法では、現在稼働している環境(グリーン環境)と、全く同じ構成で用意された待機環境(ブルー環境)を用意します。
仕組み
- ブルー環境へのデプロイ: 新しいバージョンのアプリケーションやシステムをブルー環境にデプロイします。この段階では、ユーザーからのトラフィックはグリーン環境に流れています。
- テスト: ブルー環境に対して、徹底的なテストを実施します。機能テスト、性能テスト、セキュリティテストなどを行い、問題がないことを確認します。
- 切り替え: テストが完了し、問題がないと判断されたら、トラフィックをブルー環境に切り替えます。この切り替えは、DNSレコードの変更やロードバランサーの設定変更などによって行われます。
- グリーン環境の待機: トラフィックがブルー環境に切り替わった後、グリーン環境はバックアップとして待機状態になります。問題が発生した場合に、すぐにグリーン環境に切り戻すことができます。
メリット
- ダウンタイムの最小化: トラフィックの切り替えが迅速に行われるため、ダウンタイムをほぼゼロに抑えることができます。
- 容易なロールバック: 問題が発生した場合、すぐにグリーン環境に切り戻すことができるため、リスクを軽減できます。
- テストの容易性: 本番環境とほぼ同じ環境でテストを行うことができるため、より現実的なテストが可能です。
デメリット
- インフラコストの増加: 本番環境と完全に同じ構成の待機環境を用意する必要があるため、インフラコストが増加します。
- 設定の複雑さ: トラフィックの切り替えや環境の管理など、設定が複雑になる場合があります。
- データ同期: データベースなどのデータ同期が必要になる場合、その設定と管理が複雑になる可能性があります。
適用例
大規模なWebアプリケーション、ミッションクリティカルなシステム、継続的なデリバリーを必要とするシステムなどに適用されます。