コンテナセキュリティ(こんてなせきゅりてぃ)
最終更新:2026/4/25
コンテナセキュリティは、コンテナ化されたアプリケーションやその実行環境を保護するための技術と対策の総称である。
別名・同義語 コンテナ保護コンテナ型セキュリティ
ポイント
コンテナは軽量で移植性に優れるが、従来のセキュリティ対策では不十分な点があるため、専用のセキュリティ対策が必要となる。DevSecOpsの重要な要素。
コンテナセキュリティとは
コンテナ技術の普及に伴い、コンテナ化されたアプリケーションを安全に運用するためのセキュリティ対策であるコンテナセキュリティの重要性が増しています。コンテナは、アプリケーションとその依存関係をパッケージ化し、隔離された環境で実行することで、移植性と効率性を高めます。しかし、その一方で、従来の仮想マシンと比較して攻撃対象領域が広くなるなどのセキュリティ上の課題も存在します。
コンテナセキュリティの課題
コンテナセキュリティにおける主な課題は以下の通りです。
- イメージの脆弱性: コンテナイメージには、OSやミドルウェア、アプリケーションの脆弱性が含まれている可能性があります。これらの脆弱性を放置すると、攻撃者に悪用されるリスクがあります。
- コンテナの隔離: コンテナは、ホストOSとある程度隔離されていますが、完全に隔離されているわけではありません。ホストOSが侵害された場合、コンテナも影響を受ける可能性があります。
- ネットワークセキュリティ: コンテナ間の通信や、コンテナと外部ネットワーク間の通信は、適切に保護する必要があります。不適切な設定の場合、攻撃者がコンテナに侵入する可能性があります。
- ランタイムセキュリティ: コンテナが実行されている間、不正なアクティビティを検知し、防御する必要があります。
コンテナセキュリティ対策
コンテナセキュリティを強化するためには、以下の対策が有効です。
- イメージスキャン: コンテナイメージをスキャンし、脆弱性を特定します。脆弱性が発見された場合は、修正またはパッチを適用します。
- 最小権限の原則: コンテナに必要最小限の権限のみを付与します。これにより、攻撃者がコンテナに侵入した場合でも、被害を最小限に抑えることができます。
- ネットワークポリシー: コンテナ間の通信や、コンテナと外部ネットワーク間の通信を制御するためのネットワークポリシーを設定します。
- ランタイム保護: コンテナが実行されている間、不正なアクティビティを検知し、防御するためのランタイム保護ツールを導入します。
- DevSecOpsの導入: 開発、セキュリティ、運用を連携させ、セキュリティを開発プロセスに組み込むDevSecOpsを導入します。