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差分バックアップ(さぶんばっくあっぷ)

最終更新:2026/4/28

差分バックアップとは、フルバックアップ以降に変更されたファイルのみをバックアップする方法である。

別名・同義語 増分バックアップ部分的バックアップ

ポイント

フルバックアップに比べてバックアップ時間と容量を削減できるが、リストアにはフルバックアップと複数の差分バックアップが必要となる。

概要

差分バックアップは、コンピュータシステム上のデータを保護するためのバックアップ手法の一つです。フルバックアップとは異なり、全てのデータを毎回バックアップするのではなく、最後に実施されたフルバックアップ以降に変更されたデータのみをバックアップします。これにより、バックアップにかかる時間とストレージ容量を大幅に削減できます。

仕組み

差分バックアップは、フルバックアップを基準として、その後の変更点を記録します。例えば、曜日にフルバックアップを実施し、火曜日以降毎日差分バックアップを実施した場合、火曜日の差分バックアップには月曜日のフルバックアップ以降に作成または変更されたファイルのみが含まれます。水曜日の差分バックアップには、月曜日のフルバックアップ以降に作成または変更されたファイルのうち、火曜日以降に変更されたファイルのみが含まれます。

メリット

  • バックアップ時間の短縮: フルバックアップと比較して、バックアップ対象のデータ量が少ないため、バックアップ時間を短縮できます。
  • ストレージ容量の節約: バックアップ対象のデータ量が少ないため、ストレージ容量を節約できます。
  • 頻繁なバックアップの実現: バックアップ時間が短縮されるため、より頻繁にバックアップを実施できます。

デメリット

  • リストア時間の長期化: データをリストアする際には、フルバックアップと、リストア時点までの全ての差分バックアップが必要となるため、リストアに時間がかかる場合があります。
  • バックアップチェーンの管理: フルバックアップと複数の差分バックアップを適切に管理する必要があります。
  • 差分バックアップの破損リスク: 差分バックアップのいずれかが破損した場合、それ以降の差分バックアップからのリストアが困難になる可能性があります。

活用例

  • ファイルサーバーのバックアップ: 頻繁に変更されるファイルサーバーのバックアップに活用されます。
  • データベースのバックアップ: データベースのトランザクションログと組み合わせて、ポイントインタイムリカバリを実現します。
  • 仮想マシンのバックアップ: 仮想マシンの差分ディスクを活用して、バックアップ容量を削減します。

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