FaaS(ふぁーす)
最終更新:2026/4/25
FaaSは、サーバーを管理せずにコードを実行できるクラウドコンピューティングサービスである。
別名・同義語 サーバーレス
ポイント
FaaSは、イベントに応じて自動的にスケールする従量課金制の実行環境を提供する。
FaaSとは
FaaS(Function as a Service)は、サーバーレスアーキテクチャを実現するクラウドコンピューティングサービスの一つです。開発者は、インフラストラクチャの管理を気にすることなく、コード(関数)を記述してデプロイするだけでアプリケーションを実行できます。
FaaSの仕組み
FaaSでは、コードは「関数」という単位で分割され、特定のイベント(HTTPリクエスト、データベースの更新、メッセージの受信など)が発生した際に実行されます。クラウドプロバイダーが、関数の実行に必要なサーバーやリソースを自動的に割り当て、スケールします。開発者は、これらのインフラストラクチャ管理を一切行う必要がありません。
FaaSのメリット
- 開発効率の向上: インフラストラクチャ管理の負担が軽減されるため、開発者はコードの記述に集中できます。
- コスト削減: 実際にコードが実行された時間に対してのみ課金されるため、リソースの無駄遣いを防ぐことができます。
- スケーラビリティ: イベントに応じて自動的にスケールするため、トラフィックの変動に対応できます。
- 運用負荷の軽減: サーバーのメンテナンスやアップデートなどの運用作業が不要になります。
FaaSのデメリット
- コールドスタート: 関数が初めて実行される際に、起動に時間がかかる場合があります(コールドスタート)。
- 実行時間の制限: 多くのFaaSプロバイダーでは、関数の実行時間に制限があります。
- ベンダーロックイン: 特定のFaaSプロバイダーに依存してしまう可能性があります。