HSM(えいちえすえむ)
最終更新:2026/4/25
HSMは、暗号鍵の生成、保管、管理を行うための専用ハードウェアセキュリティモジュールである。
別名・同義語 ハードウェアセキュリティモジュール暗号鍵管理装置
ポイント
HSMは、ソフトウェアだけでは実現できない高度なセキュリティを提供し、金融機関や政府機関などで利用される。
HSMとは
HSM (Hardware Security Module) は、暗号化処理と鍵管理を安全に行うための専用ハードウェアです。ソフトウェアベースの暗号化処理と比較して、物理的なセキュリティと耐タンパー性を備えているため、より高いセキュリティレベルを実現できます。
HSMの機能
HSMは、主に以下の機能を提供します。
- 鍵生成: 強度の高い暗号鍵を生成します。
- 鍵保管: 生成された鍵を安全に保管します。
- 鍵管理: 鍵の利用権限を管理し、不正アクセスを防止します。
- 暗号化/復号化: データを暗号化および復号化します。
- 署名/検証: デジタル署名の生成と検証を行います。
HSMの種類
HSMには、主に以下の種類があります。
- PCIe HSM: サーバに搭載するカード形式のHSM。
- USB HSM: USBポートに接続する小型のHSM。
- ネットワークHSM: ネットワーク経由で利用できるHSM。
- クラウドHSM: クラウドサービスとして提供されるHSM。
HSMの利用例
HSMは、以下のような用途で利用されています。
- 金融機関: クレジットカード決済、インターネットバンキングなどのセキュリティ対策。
- 政府機関: 電子政府、機密情報の保護。
- クラウドサービスプロバイダー: 顧客データの暗号化、鍵管理。
- 認証局: デジタル証明書の生成、管理。
HSMのセキュリティ
HSMは、以下のセキュリティ機能によって保護されています。