HSTS(えいちえすてぃーえす)
最終更新:2026/4/27
HSTSは、ウェブサイトがHTTPSを使用することをブラウザに指示するセキュリティメカニズムであり、HTTPからHTTPSへの自動リダイレクトを強制する。
別名・同義語 HTTPS Strict Transport Security
ポイント
HSTSを有効にすることで、中間者攻撃やプロトコル降格攻撃のリスクを軽減し、ウェブサイトのセキュリティを向上させることができる。
HSTSとは
HSTS(HTTP Strict Transport Security)は、ウェブサイトがHTTPSを使用することをブラウザに強制するセキュリティメカニズムです。ウェブサイトがHSTSを有効にすると、ブラウザはHTTP経由での接続を拒否し、常にHTTPS経由でのみ接続を試みます。
HSTSの仕組み
ウェブサイトがHSTSを有効にする際、特別なHTTPレスポンスヘッダーを送信します。このヘッダーには、HSTSポリシーに関する情報が含まれており、ブラウザはこの情報をキャッシュします。キャッシュされた情報に基づいて、ブラウザは指定された期間、ウェブサイトへのすべてのリクエストをHTTPS経由で送信します。
HSTSのメリット
- 中間者攻撃の防止: HSTSは、攻撃者がHTTP経由で通信を傍受する中間者攻撃を防ぎます。
- プロトコル降格攻撃の防止: HSTSは、攻撃者がHTTPSからHTTPへのプロトコルを降格させる攻撃を防ぎます。
- セキュリティの向上: HSTSは、ウェブサイト全体のセキュリティを向上させます。
- パフォーマンスの向上: HTTPからHTTPSへのリダイレクトが不要になるため、わずかながらパフォーマンスが向上します。
HSTSの設定方法
HSTSは、ウェブサーバーの設定ファイル(例:Apacheの.htaccess、Nginxの設定ファイル)を編集することで有効にできます。設定には、Strict-Transport-Securityヘッダーを使用します。