侵入防止(しんにゅうぼうし)
最終更新:2026/4/25
侵入防止とは、不正なアクセスや侵入からシステムやネットワークを保護するための対策技術およびその機能である。
別名・同義語 侵入防御システムIPS
ポイント
侵入防止は、ファイアウォールなどの境界防御に加えて、アプリケーション層での攻撃を検知・防御する点が特徴である。近年、ネットワークセキュリティにおいて重要な役割を担っている。
侵入防止とは
侵入防止(Intrusion Prevention System, IPS)は、ネットワークやシステムへの不正な侵入を検知し、それを阻止するためのセキュリティ対策技術です。従来のファイアウォールがネットワークの境界でトラフィックを遮断するのに対し、IPSはネットワーク内部のトラフィックを詳細に分析し、悪意のある活動を特定してブロックします。
侵入防止の仕組み
IPSは、以下の技術を組み合わせて不正な侵入を検知・防御します。
- シグネチャベースの検知: 既知の攻撃パターン(シグネチャ)と照合し、一致するトラフィックをブロックします。
- 異常検知: 通常のネットワークトラフィックのパターンを学習し、そこから逸脱する異常なトラフィックを検知します。
- ポリシーベースの検知: 管理者が設定したセキュリティポリシーに基づいて、不正なトラフィックをブロックします。
侵入防止の種類
IPSには、主に以下の2つの種類があります。
- ネットワークベースIPS (NIPS): ネットワーク上のトラフィックを監視し、不正な活動を検知・防御します。
- ホストベースIPS (HIPS): 個々のホスト(サーバーやPC)上で動作し、そのホストへの不正なアクセスや攻撃を検知・防御します。
侵入防止とファイアウォールの違い
ファイアウォールは、ネットワークの境界でトラフィックを遮断する役割を担います。一方、IPSはネットワーク内部のトラフィックを分析し、より高度な攻撃を検知・防御します。そのため、ファイアウォールとIPSを組み合わせて使用することで、より強固なセキュリティ体制を構築できます。
侵入防止の導入における注意点
IPSの導入には、以下の点に注意が必要です。