ラテラルムーブメント検知(らてらるむーぶめんとけんち)
最終更新:2026/4/28
ラテラルムーブメント検知は、ネットワーク内で攻撃者が横方向に移動する活動を検出するセキュリティ技術である。
別名・同義語 横方向移動検知内部脅威検知
ポイント
従来の境界防御では検知が困難な内部ネットワークでの攻撃を早期に発見し、被害の拡大を防ぐことを目的とする。
ラテラルムーブメント検知とは
ラテラルムーブメントとは、攻撃者が初期侵入に成功した後、ネットワーク内の他のシステムへ移動し、特権的なアクセス権を獲得しようとする活動のことです。従来のセキュリティ対策は、ネットワークの境界を防御することに重点が置かれており、内部ネットワークでの攻撃者の活動を検知することが困難でした。ラテラルムーブメント検知は、この課題を解決するために開発されたセキュリティ技術です。
検知方法
ラテラルムーブメント検知には、主に以下の方法があります。
- ネットワークトラフィック分析: ネットワーク上を流れる通信データを分析し、異常な通信パターンを検出します。例えば、通常とは異なる時間帯や宛先への通信、大量のデータ転送などが挙げられます。
- エンドポイント検知・対応 (EDR): 各エンドポイント(PC、サーバーなど)にエージェントをインストールし、その活動を監視します。不審なプロセス実行、ファイルアクセス、レジストリ変更などを検知します。
- 振る舞い分析: システムやユーザーの通常時の振る舞いを学習し、逸脱した行動を検出します。例えば、普段アクセスしないファイルへのアクセス、不審なコマンド実行などが挙げられます。
- 脅威インテリジェンス: 既知の攻撃者の戦術、手口、ツールに関する情報を活用し、それらに合致する活動を検出します。
対策
ラテラルムーブメント検知と合わせて、以下の対策を講じることが重要です。