3D LUT(すりーでぃーえるゆーてぃー)
最終更新:2026/4/27
3D LUTは、画像や映像の色を変換するためのルックアップテーブルであり、3次元空間で色情報をマッピングする。
別名・同義語 ルックアップテーブルカラーLUT
ポイント
3D LUTを用いることで、撮影時の色味を補正したり、特定の映画のような色調を再現したりすることが可能となる。カラーグレーディングの効率化に貢献する。
概要
3D LUT (Lookup Table) は、デジタル画像や映像のカラーグレーディングにおいて、色の変換を効率的に行うためのツールです。これは、入力される各色の値を、事前に定義された別の色値に置き換えることで、色の調整や補正を行います。
仕組み
従来の2次元LUTがRGB各チャンネルの値を個別に変換するのに対し、3D LUTはRGBの3つのチャンネルを同時に考慮して色変換を行います。これにより、より複雑で正確な色調整が可能となり、色の相互作用を考慮した自然な色表現を実現できます。
3D LUTは、通常、32x32x32の立方体状のテーブルとして表現されます。このテーブルの各点は、入力色のRGB値を表し、対応する点は出力色のRGB値を表します。LUTを作成する際には、特定の色のスタイルやルックを定義し、それをテーブルに反映させます。
用途
3D LUTは、映画、テレビ、写真、ゲームなど、様々な分野で利用されています。
- 映画・テレビ: 撮影された映像の色味を補正し、特定の映画のようなルックを作り出すために使用されます。
- 写真: RAW現像や写真編集において、色調補正やクリエイティブな色表現を行うために使用されます。
- ゲーム: ゲーム内のグラフィックの色調を調整し、よりリアルな映像表現を実現するために使用されます。
- モニタリング: 撮影現場で、カメラの映像を最終的な仕上がりイメージに近い色でモニタリングするために使用されます。
種類
3D LUTには、様々な種類があります。
- システムLUT: カメラやモニターなどのデバイスに組み込まれているLUT。
- クリエイティブLUT: 特定のルックやスタイルを再現するためのLUT。
- テクニカルLUT: 色空間変換やガンマ補正など、技術的な目的で使用されるLUT。
ソフトウェア
DaVinci Resolve, Adobe Premiere Pro, Final Cut Proなどの映像編集ソフトウェアで3D LUTを適用できます。