OAuth2(おーえすつー)
最終更新:2026/4/25
OAuth2は、安全な方法でウェブアプリケーションがユーザーのID情報にアクセスするための認可フレームワークである。
別名・同義語 オープン認証
ポイント
OAuth2は、パスワードを共有せずに、他のアプリケーションに限定的なアクセス権限を付与できる仕組みを提供する。API連携において広く利用されている。
OAuth2とは
OAuth2(Open Authorization)は、ウェブアプリケーションやAPIが、ユーザーの許可を得て、他のサービスのリソースに安全にアクセスするための認可フレームワークです。ユーザー名やパスワードを直接共有することなく、特定の権限を付与できる点が特徴です。
OAuth2の仕組み
OAuth2は、主に以下の4つの役割を持つ主体によって構成されます。
- リソースオーナー: リソースへのアクセスを許可するユーザー。
- クライアント: リソースにアクセスを要求するアプリケーション。
- 認可サーバー: リソースオーナーの認証を行い、クライアントにアクセス許可を付与するサーバー。
- リソースサーバー: リソースをホストし、アクセスを制御するサーバー。
OAuth2の基本的な流れは以下の通りです。
- クライアントは、認可サーバーにアクセス許可を要求します。
- 認可サーバーは、リソースオーナーに認証を求めます。
- リソースオーナーは、クライアントに許可する権限を選択します。
- 認可サーバーは、クライアントにアクセストークンを発行します。
- クライアントは、アクセストークンをリソースサーバーに提示し、リソースへのアクセスを要求します。
- リソースサーバーは、アクセストークンを検証し、アクセスを許可または拒否します。
OAuth2のメリット
- セキュリティの向上: ユーザー名やパスワードを共有する必要がないため、セキュリティリスクを軽減できます。
- 柔軟性の向上: クライアントに許可する権限を細かく制御できます。
- 利便性の向上: ユーザーは、複数のアプリケーションで同じアカウントを使用できます。
OAuth2の利用例
- Googleアカウントで他のウェブサイトにログインする
- Twitterアカウントで他のアプリケーションにツイートを投稿する権限を与える
- Facebookアカウントで他のゲームに友達リストへのアクセスを許可する
OAuth2のバージョン
OAuth2には、OAuth 1.0aから進化したOAuth 2.0が存在します。OAuth 2.0は、よりシンプルで柔軟な設計となっており、モバイルアプリケーションやAPIとの連携に適しています。