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オブザーバビリティスタック(おぶざーばびりてぃすたく)

最終更新:2026/4/25

オブザーバビリティスタックは、システムの状態を把握するためのツール群を統合した技術基盤である。

別名・同義語 可観測性スタック

ポイント

オブザーバビリティスタックは、ログ、メトリクス、トレースといったデータを収集・分析し、システムのパフォーマンスや問題を可視化する。

オブザーバビリティスタックとは

オブザーバビリティスタックは、現代の複雑な分散システムにおいて、システムの内部状態を理解し、問題を迅速に特定・解決するために不可欠な技術基盤です。従来のモニタリングとは異なり、オブザーバビリティは「システムがなぜそのように振る舞うのか」を理解することに焦点を当てます。

構成要素

オブザーバビリティスタックは、主に以下の3つの柱で構成されます。

これらのデータを収集・分析するために、様々なツールが利用されます。代表的なツールとしては、Prometheus、Grafana、Elasticsearch、Jaeger、Zipkinなどが挙げられます。

従来のモニタリングとの違い

従来のモニタリングは、事前に定義された閾値を超えた場合にアラートを発する「知るモニタリング (Know what is broken)」に重点を置いていました。一方、オブザーバビリティは、システムが予期せぬ振る舞いをした場合に、その原因を調査し理解する「なぜそうなったのかを知るモニタリング (Know why it broke)」に重点を置きます。

導入のメリット

オブザーバビリティスタックを導入することで、以下のようなメリットが期待できます。

  • 問題の迅速な特定と解決: システムの問題を迅速に特定し、解決までの時間を短縮できます。
  • システムのパフォーマンス向上: システムのボトルネックを特定し、パフォーマンスを向上させることができます。
  • 開発サイクルの加速: システムの変更による影響を迅速に評価し、開発サイクルを加速できます。
  • 顧客体験の向上: システムの安定性を向上させ、顧客体験を向上させることができます。

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