PAM(ぱむ)
最終更新:2026/4/25
PAMは、Pulse Amplitude Modulationの略で、パルス振幅変調方式の一つである。
別名・同義語 パルス振幅変調
ポイント
PAMは、デジタル信号をアナログ信号に変換する基本的な変調方式であり、通信システムで広く利用されている。
PAMとは
PAM(Pulse Amplitude Modulation:パルス振幅変調)は、デジタル信号を伝送するために用いられる変調方式の一つです。入力されたデジタル信号の各ビットを、特定の時間間隔で発生するパルスの振幅を変えることで情報を伝送します。
PAMの原理
PAMでは、搬送波の周波数は一定であり、振幅のみが入力信号に応じて変化します。具体的には、デジタル信号の「1」を大きな振幅のパルスで、「0」を小さな振幅のパルスで表現します。この振幅の変化を検知することで、受信側は元のデジタル信号を復元することができます。
PAMの種類
PAMには、いくつかの種類があります。
- Binary PAM (2値PAM): 2つの振幅レベル(通常は正と負)を使用します。最も単純なPAMであり、デジタル通信の基礎となります。
- Multi-level PAM (多値PAM): 2つ以上の振幅レベルを使用します。より多くの情報を1つのパルスで伝送できるため、伝送効率が向上します。例えば、4値PAM、8値PAMなどがあります。
PAMの応用
PAMは、様々な通信システムで利用されています。
- デジタル電話: 音声をデジタル信号に変換し、PAMで伝送します。
- データ通信: コンピュータネットワークやモデムなどで、データをPAMで伝送します。
- 光通信: 光ファイバー通信において、光パルスの振幅を変化させることで情報を伝送します。
PAMの利点と欠点
利点:
- 実装が比較的簡単
- 伝送効率が高い(多値PAMの場合)
欠点:
- ノイズの影響を受けやすい
- 振幅の変化を正確に検知する必要がある
PAMと他の変調方式
PAMは、他に周波数変調(FM)や位相変調(PM)といった変調方式と組み合わせて使用されることがあります。これらの変調方式を組み合わせることで、より効率的で信頼性の高い通信システムを構築することができます。