ランタイムアプリ監視(らんたいむあぷりかんし)
最終更新:2026/4/28
ランタイムアプリ監視とは、稼働中のアプリケーションのパフォーマンスや状態を継続的に監視し、問題発生時に迅速に対応するための仕組みである。
別名・同義語 アプリケーションパフォーマンス監視APM
ポイント
従来の監視手法に加え、アプリケーション内部の振る舞いを可視化することで、より詳細な問題特定と迅速な復旧を可能にする。
ランタイムアプリ監視とは
ランタイムアプリ監視(Runtime Application Self-Monitoring: RASM)は、アプリケーションが実際に稼働している環境(ランタイム)において、その動作状況を監視する技術です。従来のインフラ監視とは異なり、アプリケーション内部の処理フローやリソース使用状況を詳細に把握し、パフォーマンスボトルネックやエラーの原因を特定することを目的とします。
従来の監視手法との違い
従来の監視手法は、CPU使用率やメモリ使用量、ネットワークトラフィックなどのインフラレベルの指標を監視することが一般的でした。しかし、これらの指標だけでは、アプリケーション側の問題(例えば、データベースクエリの遅延やメモリリークなど)を特定することは困難です。ランタイムアプリ監視は、アプリケーション内部のログやメトリクスを収集・分析することで、より詳細な問題特定を可能にします。
ランタイムアプリ監視の主な機能
- パフォーマンス監視: アプリケーションの応答時間、スループット、エラー率などを監視します。
- エラー監視: アプリケーションで発生したエラーや例外を検出し、その原因を特定します。
- リソース監視: アプリケーションが使用しているCPU、メモリ、ディスクI/Oなどのリソースを監視します。
- 分散トレーシング: 複数のサービスで構成される分散システムにおいて、リクエストの処理フローを追跡します。
- ログ分析: アプリケーションのログを収集・分析し、問題の兆候を早期に発見します。