SLA/SLO/SLI(えすえらあいすえろおあい)
最終更新:2026/4/25
SLAはサービスレベル合意、SLOはサービスレベル目標、SLIはサービスレベル指標であり、サービスの品質を定義・測定・管理するための指標群である。
ポイント
SLAは顧客との契約、SLOは内部目標、SLIは目標達成度を測る指標と位置づけられる。これらはITサービス管理において重要な概念である。
SLA (Service Level Agreement)
SLAは、サービスプロバイダーと顧客の間で締結される合意書であり、提供されるサービスの品質、可用性、責任範囲などを明確に定義する。SLAには、サービスのパフォーマンスに関する具体的な目標値(SLO)や、目標達成度を測定するための指標(SLI)が含まれることが多い。SLAは法的拘束力を持つ場合もあり、サービス品質が目標を下回った場合の補償などが定められることもある。
SLO (Service Level Objective)
SLOは、SLAで定義された目標を具体的に数値化したものであり、サービスのパフォーマンスを測定するための基準となる。例えば、「99.9%の可用性」や「平均応答時間200ミリ秒以下」などがSLOの例として挙げられる。SLOは、サービスチームが改善活動を行う際の指針となり、顧客満足度を向上させるために重要な役割を果たす。
SLI (Service Level Indicator)
SLIは、SLOの達成度を測定するための具体的な指標であり、サービスのパフォーマンスを定量的に評価するために使用される。例えば、可用性を測定するためのSLIとしては、「正常に処理されたリクエストの数 / 全リクエストの数」などが考えられる。SLIは、継続的に監視・分析され、SLOの達成状況を把握するために役立つ。SLIのデータに基づいて、サービスの改善策を検討し、SLOの達成を目指す。
関係性
SLA、SLO、SLIは互いに関連しており、サービスの品質管理において不可欠な要素である。SLAは顧客との約束、SLOは内部目標、SLIは目標達成度を測る指標という関係性で理解できる。これらの指標を適切に設定・管理することで、サービスの信頼性を高め、顧客満足度を向上させることができる。