スナップショットデルタ(すなっぷしょっとでるた)
最終更新:2026/4/28
スナップショットデルタは、ある時点におけるデータブロックの変化量を記録した差分データである。
別名・同義語 差分スナップショット変更ブロック
ポイント
スナップショットデルタは、完全なスナップショットを保存するよりもストレージ効率が良い。主に仮想マシンやデータベースのバックアップに利用される。
スナップショットデルタとは
スナップショットデルタは、データブロックの変化を追跡し、記録する技術です。完全なスナップショットを作成する代わりに、元のデータブロックと変更されたデータブロックの差分のみを保存することで、ストレージ容量を大幅に削減できます。
仕組み
スナップショットデルタの仕組みは、主に以下の通りです。
- ベーススナップショット: 最初の完全なデータコピー(ベーススナップショット)を作成します。
- デルタ追跡: その後、データブロックの変更を追跡します。変更されたブロックのみが記録されます。
- デルタチェーン: 複数の変更が発生した場合、デルタはチェーン状に連鎖し、ベーススナップショットからのすべての変更履歴を保持します。
利用例
- 仮想マシン: 仮想マシンの状態を定期的にスナップショットとして保存し、必要に応じて以前の状態に復元します。
- データベース: データベースの変更履歴を記録し、特定の時点にロールバックできるようにします。
- ファイルシステム: ファイルシステムの変更を追跡し、バージョン管理やバックアップに利用します。
メリット
- ストレージ効率: 完全なスナップショットよりも必要なストレージ容量が少ない。
- 高速な作成: スナップショットの作成時間が短い。
- 柔軟な復元: 過去の複数の時点に復元できる。
デメリット
- 復元時間: デルタチェーンを遡る必要があるため、完全なスナップショットからの復元に比べて時間がかかる場合がある。
- 整合性: デルタチェーンが破損した場合、データの整合性が失われる可能性がある。