シングルサインオン(しんぐるさいんおん)
最終更新:2026/4/25
シングルサインオンは、異なる複数のシステムやアプリケーションに、一度の認証でアクセスできる仕組みである。
別名・同義語 単一サインオンSSO
ポイント
利便性向上とセキュリティ強化を両立する技術であり、ユーザーは複数のIDとパスワードを覚える必要がなくなる。
シングルサインオンとは
シングルサインオン(SSO)は、一度の認証処理で複数のシステムやアプリケーションにアクセスできる認証方式です。ユーザーは、それぞれのシステムごとにIDとパスワードを入力する手間が省け、利便性が向上します。また、パスワード管理の負担軽減や、セキュリティリスクの低減にも貢献します。
シングルサインオンの仕組み
シングルサインオンの基本的な仕組みは、認証サーバーを利用することです。ユーザーが認証サーバーに対して認証を行うと、認証サーバーはユーザーが認証済みであることを示すトークンを発行します。このトークンを基に、ユーザーは複数のシステムにアクセスできるようになります。
シングルサインオンには、主に以下の方式があります。
- CookieベースのSSO: Webアプリケーション間でCookieを共有することで認証情報を連携します。
- Kerberos: Microsoft Windows環境で広く利用されている認証プロトコルです。
- SAML (Security Assertion Markup Language): XMLベースのオープンな認証プロトコルで、異なる組織間での認証連携に適しています。
- OAuth 2.0 / OpenID Connect: API連携やソーシャルログインで利用されることが多い認証プロトコルです。
シングルサインオンのメリット
- 利便性の向上: 複数のIDとパスワードを覚える必要がなくなるため、ユーザーの利便性が向上します。
- セキュリティの強化: パスワードの使い回しを防ぎ、不正アクセスリスクを低減します。
- 管理コストの削減: パスワードリセットなどの管理コストを削減できます。
- 生産性の向上: 認証にかかる時間を短縮し、ユーザーの生産性を向上させます。
シングルサインオンのデメリット
- 認証サーバーの障害: 認証サーバーが停止すると、すべてのシステムへのアクセスが遮断されます。
- セキュリティリスク: 認証サーバーが攻撃を受けると、複数のシステムへの不正アクセスを許してしまう可能性があります。
- 導入コスト: シングルサインオンシステムの導入には、コストがかかる場合があります。