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同期レプリケーション(どうきれぷりけーしょん)

最終更新:2026/4/28

同期レプリケーションは、データを複数の場所に同時に書き込み、整合性を保つデータ複製方式である。

別名・同義語 リアルタイムレプリケーションシンクロナスレプリケーション

ポイント

データの損失リスクを低減し、可用性を高めるために用いられる。非同期レプリケーションと比較して、遅延が大きくなる傾向がある。

同期レプリケーションとは

同期レプリケーションは、データベースやファイルシステムなどのデータを複数の場所にリアルタイムで複製する技術です。データの書き込み操作が、すべての複製先に完了するまで処理が完了しないため、データの整合性が常に保たれます。これにより、システム障害が発生した場合でも、別の複製先からデータを復旧できるため、高い可用性を実現できます。

同期レプリケーションの仕組み

データが書き込まれると、まずプライマリデータベースに書き込まれます。その後、プライマリデータベースは、セカンダリデータベース(複製先)への書き込みを開始します。プライマリデータベースは、セカンダリデータベースへの書き込みが完了するまで、書き込み操作の完了をクライアントに通知しません。このプロセスにより、プライマリデータベースとセカンダリデータベースのデータは常に同期されます。

同期レプリケーションのメリット

  • 高いデータ整合性: データの損失や不整合が発生するリスクが低い。
  • 高い可用性: システム障害が発生した場合でも、別の複製先からデータを復旧できる。
  • 災害対策: 災害などによるデータセンターの停止時にも、別の場所にある複製先からデータを復旧できる。

同期レプリケーションのデメリット

  • パフォーマンスの低下: すべての複製先に書き込みが完了するまで処理が完了しないため、書き込み処理の遅延が発生しやすい。
  • ネットワークへの依存: ネットワークの遅延や障害が発生すると、レプリケーションが停止する可能性がある。
  • 複雑な設定: 複数のデータベースを同期させるためには、複雑な設定が必要となる場合がある。

同期レプリケーションと非同期レプリケーションの比較

項目同期レプリケーション非同期レプリケーション
データ整合性高い低い
可用性高い中程度
パフォーマンス低い高い
ネットワーク依存高い低い

非同期レプリケーションは、書き込み操作の完了を待たずに、複製先にデータを転送するため、パフォーマンスが高いというメリットがあります。しかし、データの整合性が低くなるというデメリットがあります。どちらのレプリケーション方式を選択するかは、システムの要件に応じて検討する必要があります。

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