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THP(てぃーえいちぴー)

最終更新:2026/4/28

THPは、Total Harmonic Distortion + Noise(全高調波歪み+ノイズ)の略であり、オーディオ機器や電子回路における信号の品質を示す指標である。

別名・同義語 歪み率ノイズレベル

ポイント

THPは、信号に含まれる不要な高調波歪みとノイズの量を表し、数値が低いほど高音質であることを示す。歪み率とノイズ率を合わせたもので、より包括的な評価が可能。

THPとは

THP(Total Harmonic Distortion + Noise)は、オーディオ器や電子回路において、入力信号に対して発生する高調波歪みとノイズの総量を表す指標です。信号の品質を評価する上で重要な要素であり、数値が低いほど理想的な信号に近いと判断されます。

THPの構成要素

THPは、以下の2つの要素で構成されます。

  • 全高調波歪み (THD): 入力信号に含まれない周波数の成分のうち、入力信号の周波数とその整数倍の周波数を持つ成分の割合を示します。これらの高調波歪みは、信号の音質を劣化させる原因となります。
  • ノイズ: 信号に含まれる不要なランダムな信号です。ノイズは、信号をマスキングしたり、音質を劣化させたりする原因となります。

THPは、THDとノイズを合わせたものであり、より包括的な信号品質の評価を可能にします。

THPの測定方法

THPは、スペクトラムアナライザなどの測定機器を用いて測定されます。測定方法としては、入力信号に既知の周波数の正弦波を入力し、出力信号に含まれる高調波歪みとノイズの量を測定する方法が一般的です。

THPの重要性

THPは、オーディオ機器の性能評価や、電子回路の設計・検証において重要な指標となります。THPが低いほど、信号の歪みが少なく、ノイズも少ないため、高音質で信頼性の高いシステムを構築することができます。

THPの一般的な値

THPの値は、機器の類や用途によって異なりますが、一般的には以下の範囲に収まることが望ましいとされています。

  • オーディオアンプ: 0.1%以下
  • スピーカー: 1%以下
  • 電子器: 0.5%以下

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