VAAPI(ゔぁーぴー)
最終更新:2026/4/27
VAAPIは、Intelが開発したビデオアクセラレーションAPIであり、ハードウェアによるビデオのエンコード・デコードを可能にする。
ポイント
VAAPIは、CPU負荷を軽減し、より効率的なビデオ処理を実現するために設計されたAPIである。主にLinux環境で使用される。
VAAPIとは
VAAPI (Video Acceleration API) は、Intelが開発したビデオアクセラレーションAPIです。ビデオのエンコード、デコード、スケーリングなどの処理をGPUなどのハードウェアにオフロードすることで、CPUの負荷を軽減し、パフォーマンスを向上させることができます。
歴史
VAAPIは、2007年に初めて導入されました。当初はIntelのGPUでのみサポートされていましたが、その後、他のGPUベンダーもVAAPIをサポートするようになりました。
技術的な詳細
VAAPIは、DRI (Direct Rendering Infrastructure) を基盤として構築されています。DRIは、グラフィックスハードウェアへのアクセスを抽象化するためのAPIです。VAAPIは、DRIを介してビデオハードウェアにアクセスし、ビデオ処理を実行します。
VAAPIは、様々なビデオコーデックをサポートしています。例えば、H.264、H.265 (HEVC)、VP9、AV1などです。サポートされているコーデックは、使用しているGPUによって異なります。
VAAPIの利点
- CPU負荷の軽減: ビデオ処理をハードウェアにオフロードすることで、CPUの負荷を軽減できます。
- パフォーマンスの向上: ハードウェアによるビデオ処理は、ソフトウェアによるビデオ処理よりも高速です。
- 省電力: ハードウェアによるビデオ処理は、ソフトウェアによるビデオ処理よりも省電力です。
VAAPIの利用方法
VAAPIを利用するには、VAAPIをサポートするビデオプレーヤーを使用する必要があります。例えば、VLC media player、mpv、FFmpegなどです。これらのビデオプレーヤーは、VAAPIを有効にするオプションを提供しています。
関連技術
- VDPAU: NVIDIAが開発したビデオアクセラレーションAPI。
- CUDA: NVIDIAが開発した並列コンピューティングプラットフォームおよびAPI。
- DirectX Video Acceleration (DXVA): Microsoftが開発したビデオアクセラレーションAPI。