ベクトルデータベース(べくとるでーたべーす)
最終更新:2026/4/25
ベクトルデータベースは、データを高次元ベクトルとして表現し、類似性検索を効率的に行うデータベースである。
別名・同義語 類似性データベース埋め込みデータベース
ポイント
従来のデータベースとは異なり、意味的な類似性を重視する。機械学習や自然言語処理の分野で活用が進んでいる。
概要
ベクトルデータベースは、従来のデータベースが扱う構造化データや非構造化データとは異なり、データを高次元ベクトルとして格納・管理するデータベースです。このベクトルは、データの特性や意味を数値的に表現したものであり、ベクトル間の距離を計算することで、データの類似度を測ることができます。
仕組み
ベクトルデータベースの核となる技術は、ベクトル埋め込み(Vector Embedding)です。テキスト、画像、音声などのデータを、機械学習モデルを用いてベクトル空間にマッピングします。類似したデータはベクトル空間上で近い位置に配置されるため、類似性検索が高速に実行できます。
活用事例
- 類似画像検索: 画像の内容に基づいて類似画像を検索します。
- レコメンデーション: ユーザーの過去の行動に基づいて、興味を持ちそうなアイテムを推薦します。
- 自然言語処理: 質問応答システムや文章の類似度判定などに活用されます。
- 異常検知: 通常とは異なるベクトルパターンを検出し、異常を検知します。
従来のデータベースとの違い
従来のデータベースは、厳密な一致検索に優れていますが、意味的な類似性を考慮した検索には不向きです。ベクトルデータベースは、意味的な類似性を重視するため、より高度な検索機能を提供します。
代表的なベクトルデータベース
- Pinecone
- Weaviate
- Milvus
- Qdrant