映像手ぶれ補正(えいぞうてぶれほうせい)
最終更新:2026/4/27
映像手ぶれ補正は、撮影時のカメラの揺れによる映像のブレを軽減する技術である。
別名・同義語 ブレ補正手振れ補正
ポイント
デジタルカメラやスマートフォンに搭載され、手持ち撮影時の画質劣化を防ぐ。光学式、電子式、ソフトウェア処理の方式がある。
概要
映像手ぶれ補正は、ビデオカメラやデジタルカメラ、スマートフォンなどの撮像デバイスにおいて、撮影時に発生する手ぶれによる映像のブレを軽減するための技術です。手ぶれは、特に低照度環境下や高倍率での撮影時に顕著になり、映像の品質を著しく低下させる原因となります。映像手ぶれ補正技術を用いることで、より鮮明で安定した映像を記録することが可能になります。
補正方式
映像手ぶれ補正には、大きく分けて以下の3つの方式があります。
- 光学式手ぶれ補正: レンズやイメージセンサー自体を物理的に動かし、手ぶれを打ち消します。高い補正効果が期待できますが、カメラのサイズが大きくなる傾向があります。
- 電子式手ぶれ補正: 撮像された映像データを電子的に処理し、手ぶれを補正します。光学式に比べて小型化が可能ですが、補正効果は光学式に劣る場合があります。また、画角が狭くなる、解像度が低下するなどのデメリットも存在します。
- ソフトウェア手ぶれ補正: 撮影後の映像データをソフトウェアで処理し、手ぶれを補正します。編集作業が必要ですが、手軽に手ぶれを軽減できます。リアルタイム処理が可能なソフトウェアも存在します。
歴史
映像手ぶれ補正技術の原型は、1990年代に業務用ビデオカメラに搭載されたものが最初です。その後、デジタルカメラやスマートフォンにも搭載されるようになり、技術の進化とともに補正効果も向上しました。近年では、AI(人工知能)を活用した高度な手ぶれ補正技術も登場しています。
応用
映像手ぶれ補正技術は、ビデオカメラやデジタルカメラだけでなく、監視カメラ、ドローン、自動車のドライブレコーダーなど、様々な分野で応用されています。特に、高画質化が進む現代において、手ぶれ補正技術は映像の品質を維持するために不可欠な要素となっています。