書き込みクォーラム(かきこみくぉーらむ)
最終更新:2026/4/28
書き込みクォーラムとは、分散型台帳技術において、トランザクションを確定させるために必要なノードの最小数である。
ポイント
書き込みクォーラムは、システムの可用性と整合性を両立させるための重要なパラメータであり、ノード数や耐障害性に応じて調整される。
概要
書き込みクォーラムは、分散型台帳技術(DLT)における合意形成メカニズムの一部であり、トランザクションの検証とブロックチェーンへの記録に必要なノードの数を指します。これは、データの整合性を維持し、不正な書き込みを防ぐために不可欠な要素です。
詳細
DLTネットワークでは、トランザクションを確定させるためには、ネットワーク内の複数のノードがそのトランザクションを検証し、合意する必要があります。書き込みクォーラムは、その合意に必要なノードの最小数を定義します。例えば、書き込みクォーラムが3の場合、少なくとも3つのノードがトランザクションを検証し、合意することで、そのトランザクションはブロックチェーンに記録されます。
書き込みクォーラムの数は、ネットワークの規模、ノードの信頼性、および耐障害性の要件によって異なります。クォーラム数が高いほど、データの整合性は高まりますが、トランザクションの処理速度は遅くなる可能性があります。逆に、クォーラム数が低いほど、トランザクションの処理速度は速くなりますが、データの整合性が損なわれるリスクが高まります。
読み書きクォーラム
書き込みクォーラムと密接に関連する概念として、読み取りクォーラムがあります。読み取りクォーラムは、データを読み取る際に参照する必要があるノードの最小数を指します。一般的に、読み取りクォーラムと書き込みクォーラムの合計は、ネットワーク内の総ノード数を超える必要があります。これにより、データの整合性が保証されます。
応用例
書き込みクォーラムは、ビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨、サプライチェーン管理システム、投票システムなど、様々なDLTアプリケーションで使用されています。