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ゼロショット分類(ぜろしょっとぶんるい)

最終更新:2026/4/27

ゼロショット分類とは、事前に学習データを与えずに、新しいカテゴリのデータを分類する機械学習の手法である。

別名・同義語 Few-shot分類ラベルなし分類

ポイント

従来の分類手法とは異なり、ラベル付けされたデータが不要な点が特徴であり、汎用的な自然言語処理モデルの活用を可能にする。

ゼロショット分類の概要

ゼロショット分類は、大規模な言語モデルLLM)の発展によって注目を集めている技術です。従来の機械学習では、特定の分類タスクを実行するために、そのタスクに特化した学習データが必要でした。しかし、ゼロショット分類では、学習データなしで、モデルが持つ知識に基づいて分類を行うことができます。

ゼロショット分類の仕組み

ゼロショット分類は、主に以下の2つの要素に基づいて能します。

  1. 大規模言語モデル(LLM): 事前に大量のテキストデータで学習されたLLMは、単語や文の意味、文脈などを理解する能力を持っています。
  2. プロンプトエンジニアリング: LLMに対して、分類タスクを指示するプロンプト(指示文)を適切に設計することで、モデルは新しいカテゴリのデータを分類することができます。

例えば、「この文章はポジティブですか、ネガティブですか?」というプロンプトと、分類したい文章を入力することで、LLMは文章の感情分析し、ポジティブまたはネガティブと分類します。

ゼロショット分類の応用例

ゼロショット分類は、様々な分野で応用されています。

  • 感情分析: レビューやSNSの投稿などのテキストデータから、感情を分析する。
  • トピック分類: ニュース記事やブログ記事などのテキストデータを、トピックごとに分類する。
  • 質問応答: 質問の内容に基づいて、適切な回答を検索する。
  • 分類: 画像の内容に基づいて、カテゴリを分類する(テキストによる説明と組み合わせる)。

ゼロショット分類の課題

ゼロショット分類は、非常に強力な手法ですが、いくつかの課題も存在します。

  • 精度: 学習データを用いた従来の分類手法と比較して、精度が低い場合があります。
  • プロンプトの設計: 適切なプロンプトを設計することが重要であり、プロンプトのわずかな変更によって結果が大きく異なる場合があります。
  • バイアス: LLMが学習したデータに含まれるバイアスが、分類結果に影響を与える可能性があります。

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