ゼロトラストワークロード(ぜろとらすとわーくろーど)
最終更新:2026/4/28
ゼロトラストワークロードは、ネットワークの内外を問わず、すべてのアクセスを検証するセキュリティモデルをワークロードに適用するアプローチである。
別名・同義語 マイクロセグメンテーションゼロトラストセキュリティ
ポイント
従来の境界防御型セキュリティとは異なり、ゼロトラストワークロードは、ワークロード自体を保護対象とし、継続的な認証と認可を前提とする。
ゼロトラストワークロードとは
ゼロトラストワークロードは、従来の「信頼できる内部ネットワーク」という考え方を否定し、すべてのユーザー、デバイス、アプリケーションを潜在的な脅威と見なすセキュリティモデルです。これは、クラウド環境の普及やリモートワークの増加に伴い、従来の境界防御だけではセキュリティを確保することが難しくなったことが背景にあります。
ゼロトラストの原則
ゼロトラストワークロードを実現するためには、以下の原則が重要となります。
- 常に認証と認可を行う: すべてのアクセス試行に対して、多要素認証などの厳格な認証を行い、アクセス権限を最小限に抑えます。
- マイクロセグメンテーション: ネットワークを細かく分割し、ワークロード間のアクセスを制限します。
- 最小権限の原則: ユーザーやアプリケーションには、業務遂行に必要な最小限の権限のみを付与します。
- 継続的な監視と分析: ワークロードの活動を継続的に監視し、異常な挙動を検知します。
- デバイスのセキュリティ: ワークロードにアクセスするデバイスのセキュリティ状態を検証します。
ゼロトラストワークロードのメリット
ゼロトラストワークロードを導入することで、以下のようなメリットが期待できます。
- セキュリティの向上: 内部からの攻撃や、侵害されたアカウントによる被害を最小限に抑えることができます。
- コンプライアンスの遵守: 多くの規制要件(例:GDPR、HIPAA)において、ゼロトラストの原則が推奨されています。
- クラウド環境への適応: クラウド環境におけるセキュリティリスクを軽減することができます。
- リモートワークの安全な実現: リモートワーク環境においても、安全なアクセスを確保することができます。
ゼロトラストワークロードの導入
ゼロトラストワークロードの導入は、既存のセキュリティインフラの変更や、新たなツールの導入が必要となる場合があります。導入にあたっては、自社の環境や要件に合わせて、適切な戦略を策定することが重要です。