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目録作成(もくろくさくせい)

最終更新:2026/4/16

資料や情報の所在を明らかにするため、書誌情報や内容を整理し、一覧表を作成すること。

別名・同義語 キャタロギング書誌作成

ポイント

図書館や公文書館などで重要な業務であり、情報検索の効率化に貢献する。デジタル化の進展に伴い、電子的な目録作成も普及している。

目録作成の概要

目録作成とは、図書館、博物館、公文書館などの情報機関において、所蔵する資料や情報を整理し、利用者が容易に検索・利用できるようにするための作業です。目録は、資料の書誌情報(著者名、書名、出版年など)や内容に関する情報を体系的に記述したものであり、資料の所在を示すとともに、その資料がどのような内容を扱っているのかを把握するための重要な手がかりとなります。

目録作成の歴史

目録作成の起源は古く、古代図書館における粘土板やパピルスへの記録に遡ります。近代的な目録作成は、19世紀にパン・アメリカン・ユニオン(現:国際図書館連盟)を中心に国際的な標準化が進められました。日本では、明治時代に図書館制度が整備されるとともに、目録作成の必要性が認識され、独自の目録規則が制定されました。

目録作成の原則

目録作成には、いくつかの基本的な原則があります。例えば、資料の書誌情報を正確に記述すること、資料の内容を適切に表現すること、利用者が検索しやすいように体系的に整理することなどが挙げられます。また、目録は、常に最新の情報に更新される必要があり、資料の追加や変更に応じて修正を行う必要があります。

目録作成の方法

目録作成の方法は、資料の種類や情報機関の規模によって異なります。伝統的な手法としては、書誌カードを作成し、目録ケースに整理する方法があります。近年では、コンピュータを利用した電子的な目録作成が主流となり、図書館システムやデータベースを活用して、目録情報を管理・公開することが一般的です。電子目録は、インターネットを通じて広く公開されることが多く、利用者は自宅やオフィスからでも資料を検索・利用することができます。

デジタル目録作成の動向

デジタル技術の発展に伴い、目録作成の分野でも様々な革新が起きています。例えば、メタデータスキーマ(Dublin Core、MARCなど)を活用して、資料の情報を標準化し、相互運用性を高める取り組みが進められています。また、人工知能AI)や機械学習(ML)を活用して、目録作成の自動化や効率化を図る研究も行われています。これらの技術を活用することで、目録作成のコストを削減し、より多くの資料を迅速に利用可能にすることが期待されています。

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