図書館間相互貸借(としょかんかんそうたくしゃく)
最終更新:2026/4/16
複数の図書館が連携し、利用者のために資料を貸し借りするサービス。
ポイント
所蔵していない資料でも、他の図書館の協力を得て利用できるため、資料収集の範囲が広がる。近年はオンラインでの申請も可能になっている。
図書館間相互貸借とは
図書館間相互貸借(ILL: Interlibrary Loan)とは、ある図書館が所蔵していない資料を、他の図書館から借り受けて利用者に提供するサービスです。利用者が希望する資料が、自館にない場合でも、全国の図書館ネットワークを通じて、可能な限り資料を確保することができます。
相互貸借の仕組み
通常、利用者は自分の利用している図書館に資料の貸借を依頼します。図書館員が、国内の他の図書館の蔵書データベースを検索し、希望する資料を所蔵している図書館を探します。所蔵している図書館に貸借の依頼を出し、許可が得られれば、資料が貸し出されます。貸し出された資料は、利用者の所属する図書館に届けられ、利用者が借りることができます。
相互貸借の対象となる資料
相互貸借の対象となる資料は、一般的に、書籍、雑誌、論文、マイクロフィルムなどです。ただし、貴重書、絶版図書、視聴覚資料など、貸出が制限されている資料もあります。また、図書館によっては、相互貸借の対象となる資料の種類や条件が異なる場合があります。
相互貸借の利用方法
相互貸借の利用方法は、図書館によって異なりますが、一般的には、図書館のウェブサイトや窓口で申請を行うことができます。申請の際には、資料名、著者名、出版年などの情報が必要となります。また、相互貸借には、手数料がかかる場合があります。
近年の動向
近年、インターネットの普及により、図書館間相互貸借のオンライン化が進んでいます。オンラインで資料の検索や申請ができるようになり、利用者の利便性が向上しています。また、図書館間の連携を強化するために、相互貸借システムの共同利用や、蔵書情報の共有が進められています。