論理ネットワークモデル(ろんりねっとわーくもでる)
最終更新:2026/4/22
論理ネットワークモデルは、データ間の関係性をネットワーク構造で表現するデータベースモデルである。
別名・同義語 ネットワークモデル
ポイント
階層モデルとネットワークモデルの利点を組み合わせたもので、より複雑なデータ構造を表現できる。1960年代後半に開発され、初期のデータベースシステムで広く利用された。
概要
論理ネットワークモデルは、データベースの構造を表現するためのモデルの一つであり、データ間の関係性を明確に示すことができる。これは、各データ項目(レコード)が他のデータ項目と複数の関係を持つことができるネットワーク構造を用いることで実現される。
歴史的背景
1960年代後半に、CODASYL(Conference on Data Systems Languages)によって標準化された。初期のデータベース管理システム(DBMS)において広く採用され、IDMSやDMSなどの製品が代表的である。階層モデルの柔軟性の欠如を克服するために開発された。
特徴
- ネットワーク構造: データ間の関係性をネットワークとして表現する。
- 多対多の関係: 各レコードは複数の親レコードと子レコードを持つことができる。
- ポインタ: レコード間の関係はポインタによって示される。
- 複雑なデータ構造: 複雑なデータ構造を表現するのに適している。
メリット
- 複雑なデータ関係を表現できる。
- データの整合性を保ちやすい。
- 高速なデータアクセスが可能。
デメリット
- 構造が複雑で理解が難しい。
- データベースの変更が困難。
- 物理的なデータ構造に依存しやすい。
現代における位置づけ
リレーショナルモデルの普及により、論理ネットワークモデルは現在ではあまり使用されていない。しかし、特定のアプリケーションやレガシーシステムにおいては依然として利用されている。