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結果主義(けっかしゅぎ)

最終更新:2026/4/25

結果主義は、行為の善悪をその結果によって判断する倫理観または行動原理である。

別名・同義語 功利主義目的論

ポイント

行為そのものの動機や性質よりも、最終的な結果が重要視される考え方であり、功利主義と関連が深い。

概要

結果主義は、ある行為が道徳的に正しいかどうかを、その行為がもたらす結果に基づいて判断する倫理学の立場です。行為の動や意図、あるいは行為自体の性質は考慮されず、最終的な結果が善であれば行為は正当化され、悪であれば不正とされます。

歴史的背景

結果主義の思想は古代ギリシャに遡り、ストア派哲学にもその萌芽が見られます。しかし、現代的な意味での結果主義が確立されたのは、19世紀のイギリス功利主義発展によるものです。ジェレミー・ベンサムやジョン・スチュアート・ミルらは、最大多数の最大幸福を追求することを倫理的基準とし、結果主義的な考え方を広めました。

功利主義との関係

結果主義の代表的な形態が功利主義です。功利主義は、行為の結果として生じる幸福や快の総量を最大化することを目的とします。したがって、功利主義的な観点からは、ある行為がもたらす幸福の総量が、その行為の道徳的価値を決定づけます。

批判

結果主義は、いくつかの批判にさらされています。例えば、意図しない悪結果が生じた場合、行為者は責任を問われるべきかという問題や、少数者の犠牲を伴う結果が正当化されるかという問題などがあります。また、結果を予測することは困難であり、不確実性の中で倫理的な判断を下すことは容易ではありません。

現代における応用

結果主義的な考え方は、政策決定やビジネス戦略など、様々な分野で応用されています。例えば、費用対効果分析リスク管理などは、結果主義的な視点に基づいて行われることがあります。

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