一次資料(いちじしりょう)
最終更新:2026/4/25
一次資料とは、研究対象そのものから直接得られた資料のこと。
別名・同義語 原始資料原資料
ポイント
実験データ、日記、手紙、公式記録などが該当し、二次資料の基盤となる。
一次資料とは
一次資料とは、ある研究テーマや歴史的事象について、直接的に情報を含んでいる資料のことです。研究者が自身の観察、実験、調査などによって直接収集したデータや記録、あるいはその時代の人々が直接作成した文書などが含まれます。二次資料が、一次資料を解釈・分析したものであるのに対し、一次資料は情報の源泉となります。
一次資料の例
一次資料の具体例としては、以下のようなものが挙げられます。
- 実験データ: 科学研究における実験結果の数値データやグラフ。
- アンケート調査: 調査対象者から直接収集した回答。
- インタビュー記録: インタビュー対象者から直接得られた証言。
- 日記・手紙: 個人が自身の経験や感情を記録した文書。
- 公文書: 政府機関や企業が作成した公式記録(法律、条約、会議録など)。
- 写真・映像: 事象を直接記録した視覚資料。
- 考古学的遺物: 発掘調査によって得られた土器、石器などの遺物。
- 文学作品・芸術作品: 創作された作品そのもの(詩、小説、絵画、音楽など)。
一次資料の重要性
一次資料は、研究の信頼性を高める上で非常に重要です。研究者は、一次資料を批判的に分析することで、客観的な結論を導き出すことができます。また、一次資料を直接参照することで、二次資料では見落とされていた新たな発見につながる可能性もあります。
一次資料と二次資料
二次資料は、一次資料を基に作成されたものであり、解説、分析、解釈などが含まれます。教科書、学術論文、伝記などが二次資料の例です。研究においては、一次資料と二次資料を適切に使い分けることが重要です。