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近現代史(きんげんだいし)

最終更新:2026/4/11

歴史学における時代区分の一つ。近代と現代を合わせた時期を指す。日本史では明治維新以降を指すのが一般的だが、世界史では市民革命期や第一次世界大戦を境とするなど、定義は学説により異なる。

ポイント

日本史では明治維新(1868年)以降を指すのが通例。世界史では「近代」と「現代」の境界をどこに置くかについて、資本主義の確立や世界大戦などの歴史的転換点を基準として諸説存在する。

解説

仕組み

近現代史は、公文書、書簡新聞、写真、映、デジタルデータなどの史料に基づき、特定の期間における社会変容や因果関係を構造的に分析する学問領域です。封建社会から近代市民社会への移行期(近代)と、その後の激動期を経て現在に至るまでを包括的に捉えることで、時系列に応じた事実関係を記述・解釈します。

メリット・課題

  • メリット: 現代社会が直面する諸課題や構造的背景を理解するための文脈を提供します。他の時代と比較して史料が膨大であり、多様な記録媒体を活用した多角的な検証が可能です。
  • 課題: 現代に近づくほど公文書の非公開期間(例:30年ルール等)やプライバシー保護の制約が生じます。また、記憶が新しい出来事ほど解釈や評価が分かれやすく、イデオロギー的なバイアスを排した客観性の維持が重要な学術的課題となります。

実用例

  • アーカイブ構築: 国立公文書館大学図書館等による、デジタル化された一次史料の公開およびデータベース化。
  • 教育・研究: 政治学、社会学、経済学、国際関係論等における事例研究や、過去の政策決定プロセスの分析。
  • 情報検索: NDC(日本十進分類法)の区分に基づいた、歴史的事象に関する関連資料の体系的整理と検索。

同義語・別名: 近代・現代史

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