新石器時代(しんせっきじだい)
最終更新:2026/4/25
新石器時代は、磨製石器の使用を特徴とする時代であり、農耕や牧畜が始まり、定住生活が始まった時代である。
別名・同義語 縄文時代磨製石器時代
ポイント
新石器時代は、人類の生活様式が大きく変化した時代であり、文明の基礎が築かれた時期と位置づけられる。世界各地で独自の文化が発展した。
新石器時代の概要
新石器時代は、一般的に紀元前10000年頃から紀元前3000年頃までの期間を指す。この時代は、旧石器時代に比べて気候が温暖化し、動植物相が変化したことが、人類の生活に大きな影響を与えた。磨製石器の登場は、狩猟・採集だけでなく、農耕や牧畜といった新たな食料生産方法を可能にし、定住生活へと移行するきっかけとなった。
新石器時代の文化と技術
新石器時代には、世界各地で多様な文化が発展した。中東の肥沃な三日月地帯では、小麦や大麦の栽培、ヒツジやヤギの飼育が始まり、農村共同体が形成された。ヨーロッパでは、土器製作技術が発達し、装飾的な模様が施された土器が作られた。また、巨石文化と呼ばれる、巨大な石を積み上げて作られた建造物も出現した。
日本の新石器時代
日本における新石器時代は、縄文時代に相当する。縄文時代には、縄目模様が施された土器が作られ、竪穴住居と呼ばれる半地下式の住居に住んでいた。狩猟・採集を主な生業としていたが、植物性の食物も利用していたと考えられている。
新石器時代の終焉
新石器時代は、青銅器の使用が始まることで終焉を迎える。青銅器は、石器よりも強度が高く、武器や道具として利用された。青銅器の使用は、社会構造の変化をもたらし、階級社会の形成を促した。