弥生時代(やよいじだい)
最終更新:2026/4/15
紀元前3世紀頃から3世紀頃までの日本の時代。稲作が始まり、金属器や機織りなどの技術が伝来した。
別名・同義語 弥生文化早期弥生
ポイント
弥生時代は、稲作技術の導入により、人々の生活様式が大きく変化した時代です。集落が形成され、貧富の差も生まれました。
弥生時代の概要
弥生時代は、縄文時代に続く日本の時代区分の一つです。紀元前3世紀頃から3世紀頃までとされ、その始まりは、朝鮮半島から稲作技術が伝来したことに起因すると考えられています。弥生時代の名称は、東京の文京区弥生町で初めて発掘された弥生土器に由来します。
稲作の開始と社会の変化
弥生時代最大の特筆事項は、稲作の開始です。稲作は、定住生活を促し、食料生産の安定化をもたらしました。これにより、人口が増加し、集落が形成されるようになりました。また、余剰生産物が発生したことで、貧富の差が生まれ、階級社会の萌芽が見られるようになります。
金属器と機織りの伝来
弥生時代には、朝鮮半島を経由して、金属器(青銅器、鉄器)や機織りなどの新しい技術が伝来しました。金属器は、農具や武器として使用され、生産性の向上や戦闘能力の強化に貢献しました。機織りは、衣服の生産を効率化し、人々の生活を豊かにしました。
弥生土器
弥生土器は、縄文土器とは異なり、表面に磨きをかけたり、装飾が施されたりすることが特徴です。弥生土器は、煮炊きや貯蔵など、様々な用途に使用されました。
弥生時代の終焉
弥生時代は、3世紀頃に終焉を迎えます。その後の時代は、古墳時代と呼ばれるようになります。弥生時代の終焉については、様々な説がありますが、気候変動や疫病の流行などが原因として考えられています。