イギリス史(いぎりしし)
最終更新:2026/4/15
ブリテン島およびアイルランド島を主な舞台とする、歴史的変遷の記録。
別名・同義語 英国史イギリスの歴史
ポイント
古代ケルト民族からローマ帝国の支配、ノルマン征服、大英帝国の隆盛と衰退を経て現代に至る、多様な文化と政治の歴史。
古代ブリテン
ブリテン島には、紀元前8世紀頃からケルト民族が居住していた。紀元43年、ローマ帝国がブリテン島に侵攻し、約400年間支配した。ローマ帝国の衰退後、アングロ・サクソン人がブリテン島に侵入し、七王国時代(7世紀)を形成した。
中世イングランド
1066年のノルマン・コンクエスト(ノルマン征服)により、イングランドにノルマン朝が成立。中央集権化が進み、封建制度が確立された。1215年にはマグナ・カルタ(大憲章)が制定され、王権が制限される契機となった。百年戦争(1337年 - 1453年)を通じて、イングランドはフランスとの間で争った。
近世イングランド
16世紀、ヘンリー8世がイングランド国教会を設立し、宗教改革を行った。エリザベス1世の時代には、大英帝国の基礎が築かれた。17世紀、清教徒革命(1642年 - 1649年)が起こり、チャールズ1世が処刑された。その後、共和制を経て、王政復古(1660年)が実現した。
大英帝国
18世紀から19世紀にかけて、大英帝国は世界各地に植民地を拡大し、繁栄を極めた。産業革命が起こり、経済が発展した。しかし、20世紀に入ると、第一次世界大戦と第二次世界大戦を経て、植民地を失い、大英帝国の衰退が始まった。
現代イギリス
第二次世界大戦後、イギリスは福祉国家を建設し、社会保障制度を充実させた。1973年に欧州共同体(EC)に加盟したが、2016年の国民投票で欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット)を決定した。現在、イギリスはEU離脱後の新たな道を模索している。