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世界遺産(せかいいさん)

最終更新:2026/4/15

ユネスコが定める、人類にとって顕著な普遍的価値を有する文化・自然遺産。

別名・同義語 文化遺産自然遺産

ポイント

世界遺産は、その価値の高さから国際社会全体で保護・継承していくべきと認められた場所です。登録されることで、その重要性が広く認識され、保全活動が促進されます。

世界遺産の概要

世界遺産とは、文化遺産および自然遺産のうち、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が定める基準に基づいて選ばれた、人類全体にとって顕著な普遍的価値を有するものを指します。1972年にユネスコで採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づき、その保護・保全が国際的に進められています。

文化遺産と自然遺産

世界遺産は、大きく分けて「文化遺産」と「自然遺産」の2種類があります。文化遺産には、建造物、遺跡、歴史的都市、芸術作品などが含まれ、自然遺産には、地形、地質、生態系、動植物群などが含まれます。また、文化遺産と自然遺産の両方の特徴を兼ね備える「複合遺産」も存在します。

世界遺産登録の基準

世界遺産として登録されるためには、ユネスコが定める厳しい基準を満たす必要があります。文化遺産の場合、(i)人類の創造的才能を表現する傑作であること、(ii)ある期間またはある文化圏において、またはある技術または人間精神の発展において、重要な段階を示すものであること、(iii)現存するまたは消滅した文化的伝統または文明に関する独特なまたは少なくとも稀な証拠であること、などの基準があります。自然遺産の場合も、同様に厳しい基準が設けられています。

世界遺産条約と保護活動

世界遺産条約は、世界遺産の保護・保全のための国際的な枠組みを提供しています。加盟国は、自国内に存在する世界遺産を保護し、その価値を維持する責任を負います。また、世界遺産基金を通じて、開発途上国の世界遺産保護活動を支援しています。

日本の世界遺産

日本には、2023年時点で25件の世界遺産が登録されています。文化遺産としては、古都京都の文化財、姫路、厳島神社などがあり、自然遺産としては、白神山地、屋久島、知床などがあります。これらの世界遺産は、日本の歴史、文化、自然の多様性を示す貴重な財産です。

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