消費者物価指数(しょうひしゃぶっかしすう)
最終更新:2026/4/25
消費者物価指数は、家計が購入する商品やサービスの価格変動を測定し、物価の変動を示す指標である。
別名・同義語 物価指数CPI
ポイント
この指数は、経済状況の判断や、年金や賃金の調整などに利用される重要な経済指標である。基準年を100として算出される。
消費者物価指数とは
消費者物価指数(CPI)は、ある基準年を100として、家計が購入する商品やサービスの価格変動を総合的に測定する指標です。日本の消費者物価指数は、総務省が毎月発表しており、全国の約630都市の約750品目の商品やサービスを対象としています。
指数の算出方法
まず、調査対象となる品目について、各都市で価格調査が行われます。次に、これらの価格データを基に、各品目の価格指数が算出されます。そして、これらの価格指数を、家計の消費支出の割合に応じて加重平均することで、消費者物価指数が算出されます。この加重平均には、家計調査と呼ばれる統計データが用いられます。
指数の種類
消費者物価指数には、いくつかの種類があります。
- 総合指数: 全ての品目を対象とした指数。
- 生鮮食品を除く総合指数: 生鮮食品(野菜、果物、魚介類など)を除いた指数。価格変動の大きい生鮮食品の影響を除いて、物価の動向をより正確に把握することができます。
- コア指数: 生鮮食品とエネルギー製品(電気代、ガス代、ガソリン代など)を除いた指数。国際的な価格変動の影響を受けにくい、国内の需要と供給の状況を反映した物価動向を把握することができます。
消費者物価指数の利用
消費者物価指数は、経済状況の判断や、年金や賃金の調整などに利用されます。例えば、年金生活者階層の生活費を考慮して年金額を調整したり、従業員の給与を物価上昇に合わせて調整したりする際に、消費者物価指数が用いられます。また、政府の経済政策の策定や、企業の経営戦略の立案にも活用されています。