卸売物価指数(おろしうりばかかくしすう)
最終更新:2026/4/25
卸売市場における商品の価格変動を指数化したもので、国内の物価動向を把握するための指標である。
別名・同義語 商品市況指数卸売価格指数
ポイント
企業間取引の価格を反映するため、消費者物価指数よりも景気変動に敏感に反応する傾向がある。経済指標として、政策決定や市場予測に利用される。
概要
卸売物価指数(WPI)は、国内の卸売市場における商品の価格変動を測定する指標です。生産者から卸売業者への取引価格を基に算出され、物価の先行指標として注目されています。
指数の種類
日本銀行が公表している卸売物価指数には、以下の種類があります。
- 国内卸売物価指数: 国内の卸売市場における商品の価格変動を測定します。
- 輸入物価指数: 日本が輸入する商品の価格変動を測定します。
- 輸出物価指数: 日本が輸出する商品の価格変動を測定します。
計算方法
卸売物価指数は、基準となる時点の価格を100として、その後の価格変動を指数化したものです。具体的には、調査対象となる商品の価格を数量加重平均し、基準時点との比率を算出します。
活用方法
卸売物価指数は、以下の目的で活用されます。
- 景気動向の把握: 物価の先行指標として、景気の動向を把握するために利用されます。
- 政策決定: 政府や日本銀行が経済政策を決定する際の参考資料として利用されます。
- 企業活動: 企業が価格設定や生産計画を策定する際の参考資料として利用されます。
- 市場予測: 投資家が市場の動向を予測する際の参考資料として利用されます。
注意点
卸売物価指数は、あくまで卸売市場における価格変動を測定する指標であり、消費者の購買行動を直接反映するものではありません。また、調査対象となる商品の範囲や数量加重の方法によって、指数の値が変動する可能性があります。