DRR(でぃーあーるあーる)
最終更新:2026/4/27
DRRは、災害リスク削減(Disaster Risk Reduction)の略であり、災害による損失や被害を軽減するための活動全般を指す。
別名・同義語 防災減災
ポイント
DRRは、単なる災害対策ではなく、災害を引き起こすリスクそのものを減らすことを目的とする包括的な取り組みである。国際的な枠組みや目標設定も進められている。
DRRの概要
DRR(Disaster Risk Reduction:災害リスク削減)は、地震、津波、洪水、干ばつ、地滑り、火山噴火などの自然災害や、気候変動の影響による災害から、人命、生活環境、資産、経済活動などを守るための活動全般を指します。単に災害が発生した後の応急対応や復旧を行うだけでなく、災害のリスクを事前に特定し、そのリスクを軽減するための対策を講じることが重要です。
DRRの構成要素
DRRは、以下の3つの構成要素から成り立っています。
- リスクの特定: 災害の種類、発生確率、被害想定などを分析し、災害リスクを特定します。
- リスクの軽減: 災害リスクを軽減するための対策を講じます。具体的には、防災インフラの整備、土地利用規制、建築基準の強化、防災教育の推進などが挙げられます。
- リスクの移転: 保険や再保険などを活用して、災害リスクを他の主体に移転します。
DRRの国際的な枠組み
DRRは、国際社会においても重要な課題として認識されており、国連が主導する「仙台防災フレームワーク2015-2030」などの国際的な枠組みが策定されています。このフレームワークは、2030年までに災害リスクを大幅に削減することを目標としており、各国に対してDRRの推進を求めています。
DRRの事例
DRRの具体的な事例としては、以下のようなものが挙げられます。