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バーセル指数(ADL評価)(ばーせるしすう)

最終更新:2026/4/28

バーセル指数は、日常生活動作(ADL)の自立度を評価する指標であり、10項目を用いて0〜100点で評価される。

別名・同義語 BI日常生活動作評価

ポイント

バーセル指数は、介護保険の要介護認定やリハビリテーションの進捗管理などに用いられる。数値が高いほど自立度が高いことを示す。

バーセル指数(ADL評価)とは

バーセル指数(Barthel Index: BI)は、日常生活動作(Activities of Daily Living: ADL)の自立度を定量的に評価するための指標です。1965年にアメリカの医師、Katzmanらが開発しました。主に、脳卒中、整形外科疾患神経疾患などの患者のリハビリテーション効果を評価するために用いられます。

評価項目

バーセル指数は、以下の10項目について、患者の自立度を0〜5点の段階で評価します。

  1. 食事(自力で食べられるか)
  2. 更衣(自力で着替えられるか)
  3. 洗面・整容(自力で洗顔や歯磨き、髪のとかしなどが行えるか)
  4. 排泄(トイレの操作や失禁の有無)
  5. 移動(ベッドから車椅子への移動、歩行など)
  6. 浴槽への移乗(浴槽への出入り)
  7. トイレへの移乗(トイレの操作)
  8. 座位保持(自力で座っていられるか)
  9. コミュニケーション(意思疎通が可能か)
  10. 認知(見当識、記憶力など)

各項目の点数を合計し、合計点が100点満点となります。一般的に、60点以下を要介護判断する基準とされています。

評価の解釈

  • 90-100点:自立
  • 60-89点:介助が必要だが、ある程度の自立は可能
  • 40-59点:一部介助が必要
  • 20-39点:全介助が必要
  • 0-19点:寝たきり状態

バーセル指数の限界

バーセル指数は、ADLの自立度を評価する上で有用な指標ですが、限界もあります。例えば、患者の精神状態や意欲、環境要因などが評価に影響を与える可能性があります。また、バーセル指数は、ADL以外の能力(例えば、社会生活参加能力)を評価することはできません。

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