CFS(しーえふえす)
最終更新:2026/4/27
CFSは、慢性疲労症候群(Chronic Fatigue Syndrome)の略称であり、原因不明の強い疲労感が長期間続く疾患である。
別名・同義語 慢性疲労症候群慢性疲労
ポイント
CFSは、日常生活に支障をきたすほどの疲労感が特徴で、休息しても回復しにくい。症状は多岐にわたり、診断が難しい。
慢性疲労症候群(CFS)とは
CFS(Chronic Fatigue Syndrome)は、1988年に米国疾病予防管理センター(CDC)によって定義された疾患です。特徴的なのは、原因不明の強い疲労感が6ヶ月以上持続することです。この疲労は、休息や睡眠によって軽減されず、日常生活に著しい支障をきたします。
CFSの症状
CFSの症状は多岐にわたります。主な症状としては、以下のものが挙げられます。
これらの症状は、個人によって程度や組み合わせが異なります。
CFSの原因
CFSの原因は、現在も完全には解明されていません。しかし、ウイルス感染、免疫系の異常、ストレス、遺伝的要因などが関与している可能性が指摘されています。特定のウイルス感染後に発症するケースも報告されていますが、明確な因果関係は確立されていません。
CFSの診断
CFSの診断は、他の疾患を除外した上で、症状の持続期間や程度などを総合的に判断して行われます。明確な検査による診断基準はなく、診断が難しい疾患の一つです。国際的な診断基準としては、1994年にCDCが提唱した基準や、2003年にカナダの医学専門家委員会が提唱した基準などがあります。
CFSの治療
CFSに対する特効薬は存在しません。治療は、症状を緩和し、生活の質を向上させることを目的として行われます。症状に応じて、休息、栄養療法、心理療法、薬物療法などが組み合わされます。認知行動療法や段階的運動療法も有効とされています。