コミュニケーションボード(こみゅにけーしょんぼーど)
最終更新:2026/4/28
コミュニケーションボードは、言葉によるコミュニケーションが困難な人が、絵や文字、写真などを用いて意思疎通を図るための道具である。
別名・同義語 意思伝達支援ツールコミュニケーション支援器具
ポイント
主に、重度の障がいを持つ人や、言語発達の遅れがある子どもたちが、自分の意思や希望を伝えるために使用される。個々のニーズに合わせてカスタマイズが可能である。
コミュニケーションボードとは
コミュニケーションボードは、音声によるコミュニケーションが困難な人が、視覚的な手段を用いて意思疎通を行うためのツールです。絵カード、文字カード、写真、シンボルなどを配置し、指差しや視線などによって意思を伝えます。近年、情報技術の発展に伴い、タブレット端末を用いた電子的なコミュニケーションボードも普及しています。
歴史
コミュニケーションボードの原型は、1960年代にアメリカで、自閉症の子供たちのコミュニケーション支援として開発されました。当初は、絵カードを並べたシンプルなものでしたが、徐々に多様なニーズに対応できるよう、機能やデザインが改良されていきました。日本においては、1980年代から導入が始まり、特別支援教育の現場を中心に普及が進みました。
種類
コミュニケーションボードには、様々な種類があります。
- 絵カードボード: 絵カードを並べた最も基本的なタイプ。具体的な物や行動を表す絵が用いられます。
- 文字ボード: 文字カードを並べたタイプ。読み書き能力がある程度ある人が使用します。
- 写真ボード: 好きな物や人物の写真などを配置したタイプ。個人の興味関心を反映させることができます。
- シンボルボード: ブロックや記号などを用いたタイプ。抽象的な概念を表すことができます。
- 電子コミュニケーションボード: タブレット端末などの電子機器を用いたタイプ。音声合成機能やカスタマイズ機能が充実しています。
利用場面
コミュニケーションボードは、家庭、学校、医療機関、福祉施設など、様々な場面で利用されます。例えば、
今後の展望
コミュニケーションボードは、今後ますます多様化し、高度化していくと考えられます。人工知能(AI)を活用した、より自然なコミュニケーションを可能にする技術の開発も期待されています。